アプリで稼ぐ
このページで紹介する「アプリで稼ぐ」とは、自分で作ったアプリでどう稼ぐかについてです。
アプリで稼ぐには、アプリの販売する売り切り、アプリの使用に継続な請求する継続課金、アプリ内で広告を表示するアフィリエイト、無料版と有料版を差別化するフリーミアム、機能や進行に併せて追加の課金を行う追加課金があります。
アプリとは
正式にはアプリケーションのことで、音楽プレイヤーや、ゲーム、メーラー、カレンダー、スケジュール帳など、
スマホなどに入れて使える様々なソフトウェアのことです。
現在のスマートフォンをここまで人気にしたのも、このアプリあってのことだと言われています。
どれくらい稼げるのか
アプリの稼ぎは作る内容(使用頻度、利益モデルなど)によっても変わりますが、ざっくり言うと、
- 100万ダウンロード以上 → およそ月500万円
- 10~50万ダウンロード → 月20~200万円
- 3~5万ダウンロード → およそ月5万円
※ 上記は全て利益モデルがアフィリエイトモデルでの場合
以上のようになり、100万ダウンロード以上のもは傾向として、パズルゲームなどのシンプルなゲームが多く、
10~50万ダウンロードのものは、エンタメ系、ニュース系、ゲームなど
3~5万ダウンロードのものは、マーケットのランキングで30~50位クラスで、
だいたいこれくらいの収益を得ることができます。
アプリを作るにはどうしたらいいか
アプリを作るには、2つの方法があります。
- プログラミングを行い自分で全て作る。
- 自分で企画し、外注して作ってもらう。
自分でプログラミングして作る場合、アプリ開発にかかる費用はありませんが、
開発作業に(作るアプリの規模にもよりますが、)多くの時間が必要となります。
※ただしAndoroidアプリを作る場合は、コンパイラが動く程度のパソコンが必要、iPhoneアプリを作る場合は、Macが必要です。
自分で企画し、外注して作ってもらう場合、企画後は、外注が作り、
成果物(外注から納品されたアプリ)の受け入れテストは自分で行います。
自分でプログラムする場合と比べ、アプリを作るのに使う自分の時間は短くできますが、費用がかかってきます。
アプリ完成までの流れ
アプリを作り、完成するまでには以下のような流れがあります。
アプリを自分でプログラミングして作る場合は、この中の見積もり、受け入れテストがありません。
外注に頼む場合は、見積もり、要件定義、受け入れテストを外注と一緒に行い、
開発、テストは外注のみがやるようになります。
外注に頼む場合は、以下のマッチングサイトから行えます。 ※マッチングサイトの登録は無料
外注の費用はどれくらいかかるのか
上記で、紹介したマッチングサイト等を使う場合、相場として時間1,500円くらいなので
たとえば開発にかかる時間が5日程度のパズルゲームだった場合、
画面構成3画面として、素材調達に15,000円、開発に5日×1500円/時で60,000円、
計75,000円くらいで作ることができます。
利益モデルを決める(アプリでの稼ぎ方を決める)
アプリで稼ぐには、企画の段階でどのような利益モデルにするか決める必要があります。
アプリの利益モデルは以下のものがあります。
- アプリ内で広告を表示するアフィリエイトモデル
無料アプリで使用中に広告を表示する方法。これとフリーミアムや追加課金を組み合わせることができる。 - 有料アプリとして販売する売り切りモデル
1回だけの課金でアプリを販売する方法。簡単な方法なので多くのアプリ提供者がやっている。 - 無料アプリからの有料アプリ訴求をするフリーミアムモデル
無料アプリを利用しているユーザーに、アップグレード版や有料版を訴求する方法。 - アプリの使用に継続な請求する継続課金モデル
月額などの継続課金でアプリを配信する方法。個人規模での開発で参入するには少し無理がある。 - 機能や進行に併せて追加の課金を行う追加課金モデル
無料アプリで配信し、機能や進行に併せて追加の課金を行う方法。
継続課金モデルと同じく、個人規模での開発で参入するには少し無理がある。
アプリに使えるアフィリエイトASP一覧
アフィリエイトASP | 取り扱う商品 ・サービス |
可能な方法 | 審査 | 特徴・説明 |
---|---|---|---|---|
Google AdSense | クリック報酬 | サイト、SNS、youtube、アプリ | あり | Googleが提供するASP。クリック報酬型では報酬率が高い。規約が厳しい。 |
忍者AdMax | クリック報酬 | サイト、SNS、アプリ | なし | クリック報酬型でGoogle Adsenceの次に報酬率が高い。審査がいらない。 |
i-mobile アドネットワーク |
クリック報酬 | サイト、SNS、アプリ | あり | アプリにも使えるASP。審査緩め。Google Adsenceが通らなかったときの代替えや、広告を多く貼りたい方におすすめ。 |
どうやって・どこにリリースするのか(アプリの公開方法)
アプリの公開方法について、Androidアプリ、iOS(iPhone/iPod)アプリに分けて解説します。
Androidアプリ
Androidアプリをリリースするには、作ったアプリをパッケージファイル(.ask形式)にし、
以下の方法でリリースできます。
- Google Play Storeで公開する
- Google Play Store以外のマーケットで公開する
- 自分のサイトで公開する(販売も可)
- 配布する
意外と知られていないことが多いのですが、アプリはマーケットではなくても、
普通のホームページで公開することができ、また自分で販売することも可能です。
以下は、マーケットの一覧です。
マーケット名 | 運営会社 | 初期費用 | 継続費用 | 手数料 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
Google Play Store | 25ドル | 無料 | 販売価格 の30% |
言わずと知れたgoogleのマーケット。知名度、利用率、アプリ登録数全てNo.1。 | |
Amazon Appstore | Amazon.com | 無料 | 無料 | 販売価格 の30% |
amazonのマーケット。PCアプリもここで公開できる。Google Play Storeと一緒に使いましょう。 |
Opera Mobile Store | オペラ・ソフトウェアASA | 無料 | 無料 | 販売価格 の30% |
ブラウザで有名なオペラのマーケット。アプリ審査がない&登録に費用がかからないので是非使うべき。 |
SamSung | サムスン電子 | 無料 | 無料 | 販売価格 の30% |
サムスンのマーケット。サムスン専用のサイトですが、かなり集客があります。 |
Tapnow | ACCESSPORT | 無料 | 無料 | 販売価格 の30% |
ACCESSPORT株式会社のマーケット。オペラと同じく登録無料がいい。知名度はそれほどでもない。 |
iOS(iPhone/iPod)アプリ
Androidアプリとは異なり、リリースはApp Storeに限られます。
以下は、App Storeの情報です。
マーケット名 | 運営会社 | 初期費用 | 継続費用 | 手数料 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
App Store | Apple | 無料 | 年11,800円 | 販売価格 の30% |
マーケットの利用には「iOS Developer Program」の登録が必要。(年間参加費 ¥11,800) |
準備するもの
アプリ作成・リリースするには、メールアドレスと収益の入金先になる銀行、マーケットやマッチングサイトの使用決済にクレジットカードが必要となります。
-
メールアドレスを準備するには → フリーメールを準備しよう
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報酬の受け取りに使える銀行を準備するには → ネットバンクを準備しよう
-
クレジットカードの準備をするには → クレジットカードを準備しよう
アプリ作成~リリースまでのやり方
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どんなアプリを作るか企画します。
-
【収益モデルがアフィリエイトモデルにする場合】
↓国内最大級のアドネットワーク広告「i-mobile」 ※登録無料
アフィリエイトASPに登録します。
-
アプリを作ります。
↓日本最大のソーシングマッチングサイト「ランサーズ」 ※登録無料
外注に作ってもらう場合は、外注に頼みます。
-
マーケットに登録します。
・androidアプリの場合 → Google Play Store
・iOSアプリの場合 → App Store -
作ったアプリをマーケットの審査に出します。
審査に通らなかった場合(リジェクトされた場合)、
審査が通らなかった原因を修正して再度審査に出します。 -
審査が完了したら、マーケットに並びます。
管理人が参考にした資料
売れるアプリをいかに作るか、いかに売るかを紐解いてくれる一冊。
アプリマーケティング、これこそ本物のアンドロイドマーケティングだ:
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iOSアプリ中心で書かれていますが、Androidアプリでも参考になるマーケティングや
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